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SUZUKI NZ250を駆り、酒を喰らわば穴二つ・ふたを開ければアナコンダ。夢見がちな中年の純情詩。

君の膵臓をたべたい、ハマりハマって、浜辺美波  

「君の膵臓をたべたい」
現在大ヒットしている小説及び映画です。
恋愛小説として認識してました。
まぁ、青春恋愛お涙頂戴的な。
その手のお話はねぇ、いやなんですよ、個人的な意見で申し訳ないけど、読んでて(見てて)馬鹿らしく、恥ずかしくなっちゃうから。
なので、「君の膵臓をたべたい(略称:キミスイ)」も読む予定のない本でした。
内容自体殆ど知らない状態。
映画館での予告編やら何やらで多少の前知識は持ち合わせていたものの、元々興味がなかったから調べもしなかった。
しかして、なんで借りたか良く分からないけど、まぁ酔っぱらっていたので理由は必要とはしないのかもしれないけれど。
いつの間にか図書館に予約を入れていました。
最近の図書館は便利でね、ネット環境があれば予約も出来るし、他館からの取り寄せも出来るのですよ。
で、予約して。
2か月待ちだったか?
5日前ですね、我が手元に到着。
軽い気持ちで読み始めて・・・もろにハマってしまいました、なんてこったい。
既に通して2回読んで、それ以外にも要所要所をかなり読み返してる。
全部をつないだトータルでみたら、恐らく5回以上は読んでるはず。
あれ~、何が面白いんだ?

だいたいね、ラブコメチックなのは嫌いのですよ。
それがどうした事か!!
クラスの地味な少年に、クラスの人気者女子が、女子の方から急接近って…こんな典型的な話、掃いて捨ててしまうぜ。
まぁもちろんそこで終わるだけの話ではないんだけど。

うーん、何故だか面白い。
「僕」と「桜良」の会話のテンポは、(浅はかな自分の知っている範囲内では)なんだか「阿良々木君」と「女の子」の会話に「犀川」と「萌絵」の会話を足して割った中間位。
知的要素を持ちながら、取り敢えず漫才風に?
まぁどう考えても一般高校生の会話の枠からはみ出る小説向きの軽妙な会話…、なんだけど、読んでるうちに、読み進めていくうちには、まぁこんなもんでしょうと馴染んできますな。
ラノベチックだという評価もあるらしいが、まぁ遠からずって感じもしなくはない。

そして泣く。
キミスイ最終章付近、「共病文庫」を5回以上読み返しているけど、まぁ泣きますね。
まぁ最近情緒不安定だから、年のせいもあるのかもしれない。
以前は卒業式でも、お葬式でも涙が出る事なんてなかったのに、ここ数年はすぐ泣いてしまうから。
何故かテレビでパフィーを見ると泣いてしまう…多分病気なんだろうな。
別にパフィーが好きとか嫌いとかないし、そもそもなぜパフィーが心に引っ掛かるのかが自分でも分からん。

そんな訳でキミスイ読み終えて、ネットでちらほら検索してみると、映画が好評だという。
以前から書いてるけど、原作を超える映画なんて無いと思ってますから。
原作を読んだ後に映画を見ると文字では伝わらない情景が浮かぶけど、結局原作は越えられませんから、そう思っています。
とは言え、ここまで興味を持ったので、よーし、女は度胸だ、40秒で借りてこよう。
まぁ俺は男で中年でおじさんなんだけど。

まぁ、面白い。面白いです。
予想よりは明らかに。
とは言え、やはり小説読んでないとね、俺の拙い頭では真意には近づけなかった、でしょう。

本が2015年発売、映画は2017年公開、そしてレンタルは今年、2018年の1月からだそうな。

主役の2人、圧勝ですね。
高校生の頃の2人を演じた役者さんですね。
演技云々は良く分からないんだけど、もちろん俺が勝手に本から想像していた人物とは違う印象なんだけど、映画も良しとします。
特に女の子の方、浜辺美波さんという女優さん。
すごいです。
ファンになりました。
今まで自分の脳内芸能環境女性部門第一位は「永作博美さん」が当たり前のようにトップをひた走っていましたが、申し訳ない、ごめんなさい、今のトップは浜辺さん。

キミスイの小説を受けて、それに出ている女優さんだからってのはもちろんあるんだろうけど。
今、この女優さんが好きですね、好きになってしまいました。
どうやらNHKの朝ドラにも出てるらしい。
意外と有名人なのかもしれない。

驚愕したのが、作者の「住野よる」さんという方が男だったという事。
なんてこったい、若い女性かと思い込んでた。
だって、名前が「よる」。
架空の名前ではありますが、「GOTH リストカット事件 / 乙一」に出てくる「森野 夜」という女の子、この名前が大好き。
女の子の名前に「夜」が入るととてもステキな印象になるよなぁー。
現実には少ないだろうけど。
「蜜蜂と遠雷 / 恩田陸」の主役も「栄伝 亜夜」、作中での活躍ぶり、ステキでした。
なのに、この作者の「よる」さんは、けっ、男かい。

さて、今日もこれからキミスイを読んで寝ます。
今後の指標となってくれたら嬉しい。
…どういう意見だ?

返却期限は来月6日。
まだまだ余裕がありますからね、もっと何度も読み返す。
下手したら、買っちゃうかも。
「蜜蜂と遠雷」も結局は買ってしまったし。

あとね、一つ。
「キミスイ」って・・・。
この略称、愛称、これは…どうなのかしら…?
うなぎを食べに行って、オプションで付いてくるような感じのこの発音は。・・・

・・・ま、いぃか。




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Posted on 2018/05/30 Wed. 00:42 [edit]

category: 読書、映画、等々

thread: 読んだ本。 - janre: 本・雑誌

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